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夏の養生

2022.5.7

5月5日の立夏より、暦の上では「夏」が始まりました

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夏は「蕃秀(ばんしゅう)」と言い、天地の陰陽の気が盛んに交流し、

また外気に連動して、身体の陽気も最高潮に満ちてきます

「暑邪(しょじゃ)」と「湿邪(しつじゃ)」からの影響を受ける

夏の養生のポイントは、適度に汗をかき、体内の老廃物や陽気を発散させることと同時に、

発汗で失われる気・血・水分を補うことです。

東洋療法では1年を通して、太陽の出ている「陽」の時間と、

日没後の「陰」の時間のリズムに逆らわない生活が基本となります

夏は、多少の夜更かしは大丈夫ですが、睡眠は十分な「気血」を体内にためる時間なので、

過度の夜更かしには気をつけ、朝は早く起きて、炎天の日長に備えましょう。

暑いからと言ってダラダラと過ごすのではなく、朝夕の動きやすい時間に適度な運動で汗をかき、

身体の陽気を発散させることが重要です

一日中冷房が効いたところにいて、発汗が足りないと、湿気や熱が体内にこもります。

夏の熱が、身体にこもったままになると、秋には肺の不調が現れてくることがあります

「そういえば、涼しくなってくると空咳が出るなぁ」と心当たりのある方は、

夏の熱がこもっている可能性がありますよ。

運動する時間が取れない方は、1日の終わりに湯船に浸かり、

しっかり発汗しましょう

小林

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