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スタッフ

夏の養生2

2022.5.22

梅雨がはじまります

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東洋医学では、胃や脾は湿度に弱いとされ「湿邪(しつじゃ)」によりこの機能が弱くなると、
むくみ・食欲不振・お腹の張り・便秘・下痢・頭痛などの症状が現れます

湿度の高い環境では、十分に汗をかくことができず、
体内に余分な水分や老廃物が溜まりやすくなり、気・血・水のめぐりが悪くなります。

夏は、熱中症対策としても水分をとることが多くなりますが、暑いからといって、
冷たいものの取り過ぎは体の負担になります

白湯や温かいお茶(麦茶)、常温の飲み物を飲むようにしましょう

また、水をたくさん飲んだ方が良いという健康法もありますが、
水分を外にうまく排泄できない方が水分を多量に摂ることで逆にだるくなったり、
胃腸を壊したりと体調を崩してしまいます

溜まった余分な水分を排泄したいときは、スイカやきゅうりなどのウリ科のもの、
ハトムギ、枝豆などの豆類、生姜、ニンニクなど、利尿や発汗を促すものを食べたり、
お風呂に浸かり汗をかきましょう

逆に、汗をたくさんかいてしまう人は、自律神経が乱れています。
睡眠不足やストレスが続いている可能性がありますので、
瞑想をするなど心と身体を緩ませて、しっかり休むことが大切です

そして、弱ってしまった胃腸の消化を助けるためには、甘い食材がオススメです

ニンジン・ジャガイモ・サツマイモ、カボチャ、トウモロコシなどの野菜や果物
大根は生で食べると辛いですが、煮ると甘くなります。

また、オクラ・山芋・納豆・などに含まれるネバネバ成分のムチンは
胃腸の粘膜を保護する働きがありますので、
気血を補うマグロなどとあわせて積極的に摂取しましょう

小林

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