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スタッフ

夏の養生3

2022.7.1

いよいよ暑くなってきましたね

夏は、陽気の影響で、身体も熱くなり、「心(しん)」の機能も活発になります。

「暑邪」の影響で、熱が身体にこもると身体の上部に上がり、イライラしたり、

よく眠れなかったり、息苦しさ、めまいや動悸、熱中症などの症状が現れることもあります。

夏の食養生は、熱を冷ましつつ、冷やしすぎないことがポイントになります。

身体にこもってしまった熱を冷まし、水分代謝を上げる食材には、

スイカ、トマト、なす、きゅうり、ほうれん草、冬瓜など

「心」を養う食材には、ゴーヤ、ゴボウ、グレープフルーツ、緑茶、コーヒーなどの苦みのあるもの

気血を補う食には、サケ、マグロ、カツオ、レバー、牛肉(赤身)、イカ、タコなど

これらを上手に組み合わせてとりいれてみましょう

また、バナナやトマトが身体に良いと言われていますが、どちらも身体を冷やす食材です

身体に熱がこもっている人には有効ですが、寒がりの方は火を通したり、

シナモンや天然塩など、血の巡りをよくする食材と合わせる食べ方がオススメです

一方で、暑い季節でも内臓が冷えてしまっている方も意外と多くいらっしゃいます

朝、起きたタイミングで、脇とお腹の温度を比べてみて、

お腹の方が冷たく感じられる場合は内臓が冷えています

その時は、お腹を冷やさないよう、肌着を着たり、

靴下をはいたりして身体を温めましょう

3回にわたって、夏の養生をお伝えしてきましたが、

何か取り入れられそうなものはあったでしょうか

ちょっと意識をかえるだけで、身体は変わります

是非、できそうなことから試してみてくださいね

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小林

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