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耐久性のお話

2022.11.7

こんにちは 一級建築士の清水です。

今回は住宅の耐久性についてお話します。

従来の日本家屋(ハウスメーカー等ができる前)の性能は、主に夏対策に優れたものでした。

というのも、骨組みである木材が、湿度の高い夏季においても腐らないように、風通しの良さを考慮した構造でした。その後、冬の寒さを克服するため気密性のある構造に変わり、窓やドアは、木製からアルミサッシへと変わってきました。同時に、室内の仕上げ材も木材から木調建材など、石油を原料とする新建材へと変わってきました。

気密が高まった住宅に、冬に冷たいアルミサッシや新建材を使った住宅が、20年前ぐらいまで当たり前にように建てられてきました。

その結果、家の中や天井裏、壁の中で結露を起こし、土台・柱などの腐れや白蟻食害などにより、住宅の寿命は25年程度と言われるようにまでなってしまいました。

現在においては、長期優良住宅の推進など、耐久性への配慮がされるようになってきており、

具体的な内容については、設計者や施工者によって違いがありますが、ひまわりハウスでは、乾燥にこだわった木材を活かしながら、内部結露などが起らない住宅を提供しています。

木材の乾燥と住宅の耐久性・内部結露対策など、次の機会にまたお話させて頂きます。

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