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日々感じたことを綴ります
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天人合一思想
2023.8.10
8月8日に立秋を迎えました
まだまだ暑い日が続いていますが、少しずつ朝晩の空気や、雲の様子が変わってきましたね
さて、東洋医学の考え方のひとつに、天人合一思想というものがあります
人は森羅万象なる自然の一部であり、身体の中に起こる現象は、天地で起こるものと同じで常に変化しているという考え方です
どういうことかというと、日本の夏のように湿度が高いときは、身体の中も湿が多くなり、めまいや頭痛、むくみ、倦怠感、胃腸の不調が起こりやすくなります
逆に秋以降になり外気が乾燥し始めると、身体の中も乾燥が始まり、肺に影響を及ぼすと空咳が出始めたり、肌荒れが起こってきます
季節の変化・気候の変化が、同じように身体の中に起こっているということです
そしてそれは、日々、刻一刻、変化しています
太陽が昇り、そして沈む
月が満ち、欠けていく
晴れたり曇ったり雨がふったり
その動きと共に、合わせて体内は変化し続けています
その変化によって現れてくる不調は、個々の体質によっても違いますので、実はひとりひとりの養生方法が変わってきます
最近では、西洋医学に東洋療法を組み合わせる病院も多くなってきました
西洋医学は、病そのものに着目し、手術や注射・薬などでアプローチします
東洋療法は、人間そのものを診、なぜその症状がでているのか、原因・性質を見極め、身体の内側から根本的に治療します
どちらも同じくらい大切な治療・養生になりますので、両方の良い部分を上手に取り入れて健康な毎日を送りましょう
スタッフ小林（東洋療法士）
