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食べ物の性質

2023.8.21

私たちが普段何気なく食べているいろんな食べ物には、身体を温めたり、冷やしたりするものがあります

基本的には夏に旬をむかえるものは体を冷やす作用が強く、冬に旬をむかえるものは体を温める働きが強くなりますので、季節のもの、旬のものを食べるのが一番簡単にできる食養生となります

今回は幅広く料理に使われるジャガイモのお話です

じゃがいもは「平性」と言って、身体を冷やしも温めもしません

でも、調理をすることで、性質が変わります

例えば肉ジャガ

加熱をすることで、性質が温性に傾きます。さらにお肉を温性の性質を持つ牛肉や、温性野菜の玉ねぎを加えることで身体を温める効果が上がります

逆にビシソワーズのように、冷製スープにすると涼性に傾きます

暑いから冷たいスープが飲みたいけど、身体は冷やしたくないという方は、パンプキンスープがオススメです

カボチャはもともと温性なうえに、シナモン(熱性)を加えることで、冷製でも身体を冷やしません

また、揚げものであるフライドポテトは熱性に...

しかしこの場合、熱と油の塊になってしまうので、食べ過ぎには注意です

そしてよくあるフライドポテトと冷たい炭酸ジュースの組み合わせは、摂り過ぎると身体の中をドロドロにしてしまい、ニキビ(肌荒れ)、汗や足がくさい、脂っぽい、イライラする、キレやすいという原因にもなります

ポテトに限らず、揚げ物は摂り過ぎないようにしましょう

まだまだ残暑が厳しく、冷めたいものを食べたくなる季節ですが、身体を冷やし過ぎないように、温性食材をお料理に上手に取り入れて、秋を迎えましょう

スタッフ小林(東洋療法士)

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