STAFF BLOG
代表&スタッフが日常のこと、日々感じたことを綴ります
スタッフ
若さの秘訣
2023.9.4
同年代なのに、とても若々しく見えたり、逆にそうではなかったり...と、年齢を重ねるほど、個性が大きく開いていきます
中医学では、老化には「腎」の状態が大きく関わっていると考えます
「腎」の意味合いは広く、生殖・発育・ホルモン・免疫・泌尿器・自律神経などの機能とも深く関係しており、その中に西洋医学でいう腎臓の意味合いも含まれています
「腎」は
- 先天の精と言われる、お父さんお母さんから受け継いだ命の源
- 後天の精と言われる、日々の食事からの栄養からなるもの、で作られています
後天の精は特に飲食物を消化・吸収することでつくられますので、脾胃を大事にすることもとても重要です
生まれつき腎が弱く、先天の精に力のない体質の方も、後天の精を充実させることで、元気で生き生きと暮らすことができます
逆に、先天の精が充実していても、不摂生をすれば腎精を損ない、心身が弱まったり病気になったりします
そうなると、後天の精の力が低下し老化現象のような症状が早く出ることがあります
耳、骨、髪、歯、膀胱などのトラブルが起こりやすくなったり、身体全体の免疫力が低下して病気になりやすく、治りにくくもなります
腎の力を保つためには、消耗させないことと、補うことが重要なカギになります
養生方法として、しっかりと睡眠時間を確保し身体を休めましょう
冬の養生でもお馴染みの、黒い食べ物や旬のお野菜やお魚
クルミやアーモンドなどのナッツ類
身体を温める根菜類、生姜、ニンニク、にら、ねぎ、かぼちゃ、豆類、もやしなど
甘いものを食べたいときは、栗や小豆を使ったデザート
そしてお肉は「腎」に活力を与える豚肉を取り入れましょう
特に女性は、更年期を快適に過ごすためにも、若いうちから腎の強化が大切です
内側から美しく輝く身体づくりをしましょう
スタッフ小林(東洋療法士)